こんにちは。住み込み建設職人です。
今回は東京都の西部で生コンクリート圧送工事や外構工事などをしていらっしゃる小澤総業の社長、小澤辰矢さんに小澤総業はどんな会社なのか、どういうビジョンを持っているのかインタビューしました。
ズバリ、小澤総業はどんな会社ですか?
日本一楽しい会社を目指しています。仕事そのものも楽しめるような会社を。きれいごととかじゃなくて本当に社員を家族のように思っていて。社員と一緒に遊んでいる時が自分もみんなも一番楽しい時間になっているんじゃないかな。お酒を一緒に飲みにいったりジェットスキーしたりスノボしたりして仕事以外でも楽しく過ごしています。
人生の7割を仕事で過ごすっていうからその7割を苦しくただお金を稼ぐだけにするんじゃなくて楽しく過ごしてほしい。その社員の7割を楽しませてあげられたら幸せです。
この会社を立ち上げたきっかけは?
自分も昔いまと同じ事業の別の会社に勤めていたけど、勤めながらここは変えたほうがいいなってところをいくつも見つけてそれを変えようとしました。会社のためを思って変えようとしたけど社長が全然動いてくれなくて、それだったら自分で会社を立ち上げてやればいいなって思いました。
自分を試してみようと思って会社を立ち上げたものの最初は全然うまくいかなかったです。10年近く経って迷いなく続けられるようになってきました。
どんな人にきて欲しいですか?
「仕事を楽しみたいヤツはウチに来い」これに限ります。今は大体40人くらいが社員として働いているけれど誰でもきて欲しいと思っています。まずは仕事をしてもらって自分に合っているのかどうかをみて欲しい。どんな仕事にも向き不向きはあるから働いてみてダメだったら辞めればいいと思う。来るもの拒まず去るもの追わずだと思っています。
技術が向上するとだんだん楽しくなってくると思います。やっぱり何事もできるようになったら楽しく感じるから。仕事がつまんないって思っている人はまだその仕事に慣れてなかったりできないからだと思う。だから仕事ができるように、技術が向上するように全力でサポートします。一年間頑張れば一人前になって一人で作業する人が多いです。最初は持てなかった重たいホースを持てるようになったり、ブーム操作みたいな機械操作がうまくなったりしたら自ずと仕事を楽しめるようになるはず。
職場の平均年齢は?
大体33歳とかだと思います。若いのは20代前半とか、一番上は43歳くらいだと思う。業界の中では一番若いんじゃないかな。若さの勢いがあります。
血気が盛んな若いやつが多かったから社員同士の喧嘩も昔はよくありました。でもそれで仕事辞めるとかは無くて、喧嘩があったときは当事者を呼んでなにがあったか聞いて、どうすればいいのか考えさせる。いい意味で子供達だって思っています。
一番きつかった時は?
番頭さんが辞めた時が会社としては一番きつかったです。「この会社終わったな」って。2人同時に辞めてったからダメージは大きかったです。やっぱり会社は人がいないと成り立たない。その時も本当に困っていましたがいいタイミングで人が入ってくれたのでなんとかなりました。そこでみんなで団結して苦しいところから一気に成長することができたと思っています。
1ヶ月、2ヶ月しか働いていなくても能力がある社員はすぐに上に立たせたり、良いお給料を払ったりするようにしています。社長から見たら働いてもらっている、社員から見たら働かせてもらっているっていう持ちつ持たれつの関係で動いています。
もし何か問題が起きたとして、参ったなとは思っても怒りはせずになんとかなると思うようにしています。問題は当たり前に起きることで、もし起きたら減らせばいい、そういう風な心構えでいます。社長がストレスを抱え込んでないんだから社員にもストレスを抱え込んで欲しくないし、どんどん自分にぶつけて欲しいと思っています。
社員に何か変化は?
一緒に何年もいるとみんな穏やかになってきたね。さっきも言ったように初めは喧嘩もあったけどそれを乗り越えてこそ仲良くなってきたと思う。社員もストレスがなくなってきたんじゃないかな。
離職率も低くなってきたし、どんどんいい方向に向かっている気がします。