こんにちは。住み込み建設職人です。
今回は東京都で生コンクリートの圧送工事を主に取り扱っている小澤創業の社員である佐久川さんにインタビューをいたしました。彼も沖縄県から住み込みで家族とともに働きに出てきた方です。彼の体験をご紹介いたします。
東京に出てきたきっかけはなんですか?
自分は沖縄で16歳の頃からコンクリートポンプの仕事をずっとしてきて、今ではもう18年になります。向こうで結婚して子供も5人できたのですが、低い賃金の中で7人家族の生活をやりくりするのはかなり厳しいものがありました。そうして東京に出て仕事をしようと思い小澤創業を見つけました。
沖縄の頃と比べると給料は倍になって、家族をみんな連れてくることができて今では会社の近くにみんなで住んでいます。
入社して最初に思ったことはなんですか?
入社した当初は何か思う余裕がなくいろいろなことに必死でした。コンクリートポンプという仕事は変わらないので新しいことはないと思っていましたが、沖縄とは全くやり方が違い細かい作業がとても多かったです。それについていくのが必死でやっと仕事をこなせるようになってから、来てよかったなとゆっくり思うようになりました。
東京では見るもの全てが富士山や東京タワーなど新鮮で楽しいです。沖縄にいたらできないことがたくさんあります。これは東京の人に言うとびっくりされるんですが、沖縄にはセブンイレブンがないので東京で見つけた時思わず記念写真を撮ってしまいました。
小澤総業に一年半いて改めて思うことはありますか?
沖縄で働いていた時は色々縛られることが多かったです。例えば、沖縄ではその日の仕事が終わったとしても定時まで会社にいなければいけなかったです。しかし、この会社ではそんなことはなく、縛りとかは全然ないです。用事があったとしたら仕事を終わらせればすぐに帰らせてくれます。
社長もとてもいい人だと思います。面倒見がとてもよく、友達感覚で自分たち社員に接してくれます。でも彼の一番の特徴といったらぶっ飛んでいるところですよね。いい意味で。豪快な人でいいぶっ飛び方をしていてリーダー格のある人です。
社員さんも自分と同じ30代の人がたくさんいて気が合います。本当にいい職場だなと感じています。
仕事でこだわっているところはなんですか?
できる限り現場の手伝いをしています。自分のコンクリートの仕事だけでなく、迷惑がかからない程度に現場で他の職人さんの仕事などいろんなことを手伝っています。そうして自分の会社のことを良いなって思ってくれたら幸いです。この他の仕事を手伝うって言うこだわりのおかげで他の職人さんと仲良くなり、違う現場などで自分が指名されることもありました。
今後この会社でどうなっていきたいですか?
入ってきた人がずっと長くいれる、居心地のいい環境をこのまま維持して自分のスキルも高めていきたいです。本当に自分はこの会社が好きなのでもっともっといい会社を作っていけたらなと思っています。
最後に、仕事を探している人に一言ください
今仕事を探している人はいろいろ不安を抱いていると思います。ましてや、住み込みで知らない場所で働くとなるととても不安だと思います。しかし、小澤総業はみんなフレンドリーで20〜40代までたくさんの職人がいるのでどんな人が入っても必ず同年代の人はいると思います。
最初も僕はかなり不安でした。でもいざ働いてみるとなると不安は2〜3日も経ったら消えてしまいます。最初の一歩を踏み出せさえすればあとはなんとかなりますよ!